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【導入事例1】ハナスタを利用したお客様とのコミュニケーション

更新日:1月29日

ハナノミセ WoodSpoon(栃木県)
 

生花店と生産者の顔を持つ「アトリエ」 他にはない特別なお花を求めて

▲ オーナーである小林様ご夫婦

 実家は30年以上前から、ハナスタにも連携している中央市場へ出荷実績もあるバラの生産を営んでおり、生産者の立場で市場の出荷基準に満たず廃棄されるバラを何とかできないかと考え今から16年前に店舗をオープン。

 そんな立場だからこそ、店舗に並べるお花の品質や種類にはとてもこだわりを持っており、「生花店」としての立場だけではなく「生産者」としての立場からもご意見をいただきました。


 

歴史ある土地に新しい風を吹き込むアトリエ

▲ オーナーの小林康寿様

 栃木県佐野市は全国的にも有名な佐野厄除け大師があり、そんな土地柄か、近隣の生花店は仏花を中心に葬儀事業をベースとした老舗店舗が多く立ち並びます。

自身は都内の生花店で修業をし、ヨーロッパ研修などを経て店舗をオープン。歴史のある近隣の生花店と差別化を図るべく、お花をディスプレイして販売するいわゆる「生花店」ではなく「アトリエ」をイメージしました。

 来店したお客様と対話しながらその時店舗にある商品でイマジネーションをはたらかせてアレンジを完成させていきます。珍しいお花はもちろん、時には地元の野原で摘んだ野草なども織り交ぜながら作るオリジナルのアレンジは特別感もあってお客様からも好評をいただいています。


 

「差別化」という難しい難題

 地元にも市場はあり直接買い付けに行く機会もあるが、都内の中央市場と比較すると規模が劣り、珍しいお花などどうしても欲しかった花材がそろわない機会も少なくはないのが現状です。

 また、市場に直接足を運ぶリスクもあります。家族経営の為、外出の際は店舗を閉めなければいけない場合もあり、来店いただいても販売機会を逃していた事も…

現地で必要なものが購入できなかった場合は、ただただ時間のロスとなってしまう事を考えると腰が重くなります。

 

店舗で仕入れて、店舗で受け取る。家族経営の強い味方!

 様々な課題を抱える中、地元生花店の紹介でハナスタを知り、維持費がかからない為とりあえずの感覚で入会。

 東京都の中央市場を中心としたそれぞれ特徴の異なる6市場の商品を比較しながら購入できる点は魅力的で、最近増えているドライフラワーのアレンジに使用する輸入品も含めて欲しいお花はほぼ揃います。

 また、スマートフォンやタブレットなどモバイル端末を活用して、外出先でも仕入れが完結する点は家族経営や従業員がいない小規模の店舗にはピッタリです。

家族でお出かけ中に、子供にばれないようこっそり仕入れをしている… なんて機会もあります。笑

 

「アトリエ」ならではのコミュニケーション

 ハナスタはWEBで商品と金額を確認し、その場で購入が確定します。その特徴を活かして、ハナスタの画面を見ながらお客様と対話しアレンジのイメージをたて、尚且つその場でおおよその予算も確定させてしまいます。

 そうする事で、お客様には入荷したばかりの鮮度抜群のお花を提供でき、店舗には在庫も残らない理想の運用を実現しています。

 

オンラインならではの課題も

 ハナスタは情報量が多く、毎年数百、数千という新しいお花が生産される中、知らない種類の花や生産者の名前なども多いです。画像提供はあるものの、初めて購入する商品で思っていたのとイメージが異なるなんて事も…  新しい品種の紹介や良いお花を栽培する生産者の案内など、ハナスタがオススメする情報の提供があればより買いやすくなります。


 

「生産者」としての想い

 個人で農家を経営する生産者は、品質の良いものを栽培しても出荷量によっては市場で取り扱ってもらえず、販路に困っている生産者も多いのが現状です。

 そんな背景の中で、ハナスタがそれら生産者にフォーカスをあてて新たな販路を作っていただければ、より業界にとって有意義な環境になるはずです。

 これからも仕入先として「生花店」を支援していただくとともに、より直接的に「生産者」を支援する立場になっていただく事を希望します。


 

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店舗詳細

ハナノミセ WoodSpoon(ウッドスプーン) 栃木県佐野市万町79 TEL:0283-21-2302



ハナノミセwoodspoon


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